ただしへメール:tadashi@uezato.com | Home |
レポート|くらし|

■報告

初めての市政報告会

■インタビュー

当選報告インタビュー2005年7月
2005年始動! 新年の抱負を語る
選挙を振り返って2004年12月
Q&A 那覇について

■くらし

米軍ヘリ墜落....
がじまるの木
マニフェストは届いたか
マニフェストが日本の...
ペリー来琉以来の....
仕次の文化
選挙区概要

■教育

さとうきび畑の,...
多文化共生と...
汐見 稔幸....

■雇用/労働

就業体験を通した...
雇用フォーラム...
外国人労働者...前編
外国人労働者...後編

がじまるの木のように...


私はがじまるの木を見るたびに、この木のすばらしさに感動し、一人で涙ぐんだりしています。というのも、私が目指す沖縄社会のあり方がこのがじまるの木にいっぱいつまっているように思えるからです。沖縄をどうしたいのか、と問われると、「がじまるの木」のようにしたい、と言いたいです。

沖縄に行けばどこにでも見られるこの木のすばらしさに改めて気づかされたのは、沖縄出身の詩人山之口獏の「がじまる木」という詩に出合ったからです。この詩をご紹介します。


「がじまるの木」詩人・山之口獏

ぼくの生まれは琉球なのだ
そこには亜熱帯や熱帯の
いろんな植物が住んでいるのだ

がじまるの木もそのひとつで
年をとるほどながながと
ひげを垂れている木なのだ

暴風なんぞにはつよい木なのだが
気だての優しさはまた格別で
木のぼりあそびにくる子供らの
するがままに身をまかせたりしていて
孫の守りでもしているような
隠居みたいな風情の木だ


重なり合うひげ、大きな幹、集いの場.....

この木は、成長すると地面と水平に枝を伸ばし、枝からはひげを地面へ伸ばします。枝という枝からひげを垂らすので、ひげ同士が重なり合い、一本の幹のようなものとなる。一本の幹が何本も合わさって大木の幹のようになっていく........

大きな幹と目いっぱい横にひろがった枝は木登り遊びに来る子供たちの格好の遊び場を作ります。山之口の詩の中に、そうした幹を登る子供たちの姿が出てきますね。私の小学校時代、がじまるの木の上で掘っ立て小屋のようなものを作って秘密基地にしたことがあります。

目いっぱい広がった枝は木陰をつくり、お年寄りたちが集う場を作ります。もちろん恋人たちの背もたれも提供しています。また、大きくなったがじまるの幹や枝には、がじまるではない他の植物が自生していることもあります。その多くががじまるの木の実をつぐむ、鳥たちの落し物から生まれてきたのでしょう。そういった他者を受け入れ、共生していく姿も見ていて気持ちがいいです。

真っ直ぐと太陽に向かって伸びるわけでもなく、いつまでも自分を育てた地面と関わりをもちながら育つがじまるの木は、沖縄が持つ風土を表しています。

人間の成長とそして地域社会との関係をこのがじまるの木から考えさせられます。私はこのようながじまるの木を沖縄の社会で実現していきたいと思います。

上里ただし


HomeLink |
連絡先:ご意見・ご要望 E-mail:info@uezato.com
Copyright 2005, UEZATO Tadashi. All right reserved.